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講座2 乳児保育の基礎的な環境づくり

講師:増山 由香里​ 全6回 各40分 / 2024年配信



乳児保育において、こどもとの信頼関係をつくり、安心して園で過ごすことができるように、また、一人ひとりに丁寧な関わりをするために育児担当制を導入する園が増えています。乳児期は特に身近な大人の関わりが、乳児にとっての大きな環境を担うことになります。ただ、いざ始めてみると疑問や課題にぶつかり、なかなかうまくいかない現場の声を少なからず聞きます。そこで、育児担当制の基礎的な考え方や方法、基本から実践の具体的な内容までを学びましょう。


保育者として育児担当制の実践をしたのち、数多くの保育現場に関わり、育児担当制を指導してきた増山先生をお招きしました。すでに取り組んでいる方々も、これからという方もご活用いただける内容です。


タイトル

内容

第1回
人間関係を育む育児担当制
特定の人との情緒的な絆を基礎に、人間関係は少しずつ広がります。その絆をつくるためには、愛情深く応答的に関わる大人が必要です。保育者はどのようにこどもと向き合い関わるべきか、育児担当制の方法についてお話ししながら、育児担当制の意義を考えます。
第2回
こどもから考える育児担当制
「自分で考え、自分で行動する(しない)こと」、これはこどもの権利です。乳児であっても主体的に園生活を送るためには安心や信頼が必要です。またそれらをつくるためには、特定の大人の関わりが必要です。育児担当制が乳児にとって必要な理由を、こどもの視点から考えます。
第3回
保育者から考える育児担当制
個人差に合わせた関わりが求められているなか、一人ひとりのこどもをどのように理解しているでしょうか。生活行為の自立が進む乳児期において、特定の保育者が関わることの必要性を示し、育児担当制の意義について保育者の視点から考えます。
第4回
育児担当制における日課
担当を決めただけでは、育児担当制が成り立つわけではありません。一人ひとりと丁寧に関わるために、日課をどのように組み立てるとよいのか、またその中で保育者はどのように動き、連携を取っているのか、保育実践を通して考えます。
第5回
育児担当制における環境
育児担当制や日課を有効にするために、環境はどうあるべきでしょうか。生活や遊びの環境構成を年齢別のクラスごとに示します。発達に応じた環境を用意し、一人ひとりが自己を発揮し、主体的に生活や遊びを営んでいくための環境づくりを考えます。
第6回
育児担当制におけるなぜ?
「担当はどのように決めているのか」「担当保育者が休んだ時はどうするのか」など、育児担当制を始めるための不安や、実践の中で出てきた疑問についてお答えします。事前に質問を受け付けますので、どんなことでも遠慮なくお知らせください。


増山 由香里(ますやまゆかり)
藤女子短期大学卒業後、幼稚園に勤務。その後、ドイツにてシュタイナー幼稚園等で実習。帰国後、保育園勤務を経て北海道大学大学院修士課程修了。現在、札幌国際大学准教授。現場に近い立場で、研究や講演をしている。著書に『具材 ーごっこ遊びを支える道具ー』(庭プレス)、共著『発達と育ちの心理学』(萌文書林)。

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