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講座4 こどもと生活する保育

講師:松本崇史 / 全6回各40分 / 2025年度配信



「生活」。「生活を生活で生活へ」倉橋惣三から続く言葉の意味とは何なのか。それを模索し、実践し、挑戦している園の実像を伝えます。集団生活の中で活き活きと生きるとは。保育における「生活」をいろいろな視点からひもとき、衣食住、自然との関わり、仲間との経験、造形表現活動、生きる言葉、そして生活をする身体。生活そのものが持つ力を、こどもと共に創る「生活」をすることで、保育者も楽しみ、共に引き出し、そして積み重ねていく。日本の保育らしい在り方と創り方を学びます。


タイトル

内容

第1回 / 5月21日配信
こどもと生活
こどもと生活する保育理念・方針があります。続いて保育の目標と目指すこども像があり、それに見合った保育方法・内容があります。保育の全体像を捉え、そこからこどもの衣食住の日常の美しさを見ていきます。
第2回 / 6月18日配信
こどもと身体
自分のことを自分で行う生活のために必要なのが身体。それはスポーツのためではなく、生きることをおう歌するための身体です。そのために、おおとりの森こども園では、フィジカルステップとしての這う運動や遊びの環境があります。
第3回 / 7月23日配信
こどもと育てる
「育ての心」はこどもも持っています。植物や生き物との環境の中で、こどもたちは命の循環と出会います。季節を軸にした生活とそのための環境の中の過ごし方を見ていきます。「育てる心」を自然と共に。
第4回 / 8月20日配信
こどもとつくる
遊びの中でも、自然物とも、玩具でも、人工物でも、設定の中でも、こどもの魂が自由に「つくる」ことができれば、そこにはクリエイティブなコミュニケーションにあふれています。多様な「つくる」生活を。
第5回 / 9月17日配信
こどもと表す
表現する。そのためにこどもたちはさまざまなツールとレパートリーを持とうとします。ダンス、歌、着飾る、行事などでも、こどもたちは自分を表現していきます。そうやって仲間と友達と人とつながろうとするこどもたちを見ていきます。
第6回 / 10月22日配信
こどもと言葉
「言葉があるから人となる」。言葉とは文学的であり、そこには物語が生まれます。サークルタイム、話し合い、価値付け、褒める、叱る、掲示する、さまざまな言葉に囲まれ、思考するこどもたちの事実を見ていきます。


松本崇史(まつもとたかし)
鳴門教育大学で保育と絵本を学び、絵本屋を経験。現在(福)任天会おおとりの森こども園園長。こどもたちとつくる生活をおう歌し、今「生活?」「遊び?」「環境?」を実践の中で考え続けている。雑誌『げ・ん・き』(エイデル研究所)にて「保育ってステキ」を連載。共著に『絵本 ーこどもと語り合う道具ー』(庭プレス)『0~6歳児「健康な心と体を育てる」保育』(東洋館出版社)。

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