調査10
紙芝居を読もう!
#紙芝居の魅力 #紙芝居の楽しみ方
#定期紙芝居
紙芝居でしか得られない楽しさを知ってほしい。ここでは、紙芝居の読み方、選び方、こどもと楽しむ方法など紙芝居にまつわるさまざまなことをお伝えします。
・紙芝居って?
・紙芝居の基本
・月刊紙芝居の魅力
・おすすめ書籍
・紙芝居セミナーに参加しませんか?
紙芝居、読んでいますか?
紙芝居のよさを改めていろんな方に知ってほしい。そう思い紙芝居について調べていた時、一枚の紙芝居の表紙が目に入りました。「見たことある!」私がこどもだった頃、保育園で読んでもらった紙芝居でした。その楽しさが忘れられず図書館で借りて、母に読んでもらい、妹と楽しみました。そのことを思い出して、こんなにも記憶に残る紙芝居ってすごいなと思いました。スライドされて展開されていく物語。みんなで集まって楽しむ一体感。紙芝居は「一対みんな」で楽しむことができます。
紙芝居って?
紙芝居は、演じ手(=先生)がこどもに向き合って、語りかけるように演じます。先生が一枚一枚、画面を抜き差し込み、自分の声で演じることで、物語の世界は現実の空間に出ていき、広がっていきます。一つの演劇を見ているような感覚で、ハラハラドキドキする気持ちをみんなと一緒に味わうことで、物語を通して、先生とこども、こども同士が共感し、一体感が生まれます。
こどもたちにとって「楽しいもの」は、一つでも多くこどもたちに届けたい。そして楽しみ、経験してほしい。紙芝居は、家庭にはない、園で友達と一緒に楽しむことができる貴重な道具です。園で紙芝居をこどもたちと楽しみましょう。

『ごきげんのわるい コックさん』
まついのりこ 脚本・絵 / 童心社
童心社 紙しばいアカデミーミニ講座
「紙しばいアカデミーミニ講座」は、絵本と紙芝居の出版社、童心社が配信している紙芝居講座。「紙芝居ってどんなもの?」「どういうふうに演じたらいいの?」といった基本的な疑問に答えてくれます。
第1回
紙しばいってなあに?
紙しばいは日本うまれ(1:14)
童心社の創立(5:46)
KAMISHIBAIホール探検!(6:52)
紹介作品:『おかあさんのおはなし』稲庭桂子 脚本 、いわさきちひろ 絵 / 『五つのえんどうまめ』加古里子・稲庭桂子 脚本、佐藤忠良 絵 / 『お月様いくつ』稲庭桂子 脚本、いわさきちひろ 絵 / 『はーい!』間所ひさこ 脚本、山本祐司 絵
第2回
紙しばいの形式と特性
紙しばいの形式(0:38)
紙しばいの特性(3:13)
舞台を使ってみよう!(7:19)
紹介作品:『三びきのこぶた』川崎大治 脚本 、福田岩緒 絵 / 『アマガエルの きしょうよほうし』キム・ファン 脚本、ミヤザーナツ 絵
参考文献:『紙芝居 共感のよろこび』まついのりこ 著 / 『紙芝居の演じ方 Q&A』まついのりこ 文・絵 / 『紙芝居百科』紙芝居文化の会 企画制作(全て童心社)
第3回
「ぬく」と「さしこむ」
「ぬく」と「さす」の効果(0:33)
「ぬく」のバリエーション(3:19)
『ごきげんのわるいコックさん』を
演じてみよう!(7:49)
紹介作品:『三びきのこぶた』川崎大治 脚本 、福田岩緒 絵 / 『ごきげんのわるいコックさん』まついのりこ 脚本・絵
参考文献:『紙芝居 共感のよろこび』まついのりこ 著 / 『紙芝居の演じ方 Q&A』まついのりこ 文・絵 / 『紙芝居百科』紙芝居文化の会 企画制作(全て童心社)
第4回
紙しばいを演じよう
演じる作品を選ぼう!(0:48)
「観客参加型」とは(1:36)
「物語完結型」とは(3:44)
テーマで作品を選ぶ(4:32)
下読みをする(5:39)
演じる環境を整える(6:28)
さあ、演じよう!(7:38)
参考文献:『紙芝居 共感のよろこび』まついのりこ 著 / 『紙芝居の演じ方 Q&A』まついのりこ 文・絵 / 『紙芝居百科』紙芝居文化の会 企画制作(全て童心社)
紹介作品:『おおきくおおきくなあれ』まついのりこ 脚本・絵 / 『おだんごころころ』坪田譲治 脚本、二俣英五郎 絵 / 『たべられたやまんば』松谷みよ子 脚本、二俣英五郎 絵 / 『あひるのおうさま』堀尾青史 脚本、田島征三 絵 / 『おとうさん』与田凖一 脚本、田畑精一 絵 / 『こねこのしろちゃん』堀尾青史 脚本、和歌山静子 絵 / 『ロボット・カミイ ちびぞうのまき』古田足日 脚本、田畑精一 絵 / 『おねぼうなじゃがいもさん』村山籌子 原作、村山知義 脚本・絵 / 『こぶたのまーち』村山桂子 脚本、堀内誠一 絵 / 『あめふってきた ゆきふってきた』かこさとし 脚本・絵 / 『だんごむしのころちゃん』高家博成 脚本、仲川道子 絵 / 『おうさまさぶちゃん』馬場のぼる 脚本・絵 / 『なぜ、お月さまにおそなえをするの?』渡辺享子 脚本・絵、常光徹 監修 / 『はーい!』間所ひさこ 脚本、山本祐司 絵 / 『のーびた のびた』福田岩緒 脚本・絵 / 『ころころ じゃっぽーん』長野ヒデ子 脚本・絵 / 『ワン ワン ワン』とよたかずひこ 脚本・絵
第5回
紙しばいをつくる
作品づくりのはじまり(0:55)
脚本をつくる(2:56)
絵を検討する(6:28)
印刷〜完成まで(8:30)
紹介作品:『せかいのはて』剣持弘子 再話、剣持晶子 脚本・絵 / 『いもころがし』川崎大治 脚本、前川かずお 絵 / 『ま~るかいて ちょん!』長野ヒデ子 脚本・絵 / 『ぞうさん あそぼ』こがようこ 脚本、ひろかわさえこ 絵
参考文献:『紙芝居 共感のよろこび』まついのりこ 著 / 『紙芝居の演じ方 Q&A』まついのりこ 文・絵 / 『紙芝居百科』紙芝居文化の会 企画制作(全て童心社)
月刊紙芝居の魅力
月刊紙芝居をご存知ですか? 月刊絵本のように、紙芝居にも毎月新刊が届く「定期刊行かみしばい」があります。童心社では、1958年からこれまで、定期刊行かみしばいを発行し続けています。
月刊紙芝居のよさ、それは……
◎毎月こどもたちに新しい紙芝居が届くこと。先生もこどもたちも新鮮な気持ちで楽しむことができます。
◎毎月届くからこそ、季節にぴったりの物語が楽しめます。
◎年間を通して5領域やねらいに沿って、バランスよく発行されています。
◎8場面と12場面の2コースがあるので、年代に合ったものが届きます。